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実験動物
Animals

マウス

* 国立予防衛生研究所は、現 国立感染症研究所

アウトブレッドマウス

Slc:ddY

由来 1963年
*国立予防衛生研究所
毛色 アルビノ
  • 発育良好、繁殖性良好
  • ワクチン検定・貝毒性試験・精神疾患(うつ)・各種研究などにもっとも広く使用されています

Slc:ICR

由来 1965年Charles River Laboratories,lnc.(米国)
毛色 アルビノ
  • 発育良好、繁殖性良好、体型比較的大型
  • 安全性・薬効薬理試験・免疫・遺伝毒性試験・各種研究試験などに広く使用されています

インブレッドマウス

BALB/cCrSIc

由来 1975年
東京大学医科学研究所
毛色 アルビノ
AA bb cc DD H2d
  • 心臓に石灰沈着が高率に発生します
  • 雄同士の争いが比較的若齢より多発します
  • 漬瘍性大腸炎モデル
  • モノクローナル抗体作製
  • アレルギー研究(ぜん息、皮膚炎等)

Cr:Division of Cancer Treatment, National Cancer institute, U.S.A.の略号

C57BL/6NCrSlc

由来 1975年
東京大学医科学研究所
毛色 黒色
aa BB CC DD H2b
  • 自然発生腫瘍が少ない
  • 幼子に脱毛が生じ易い
  • 新生子の雄に小限または無眼症が多い
  • 遺伝子改変動物作製等に使用
  • アルコール嗜好性が高い
  • 加齢の研究

C57BL/6JJmsSlc

由来 1987年
東京大学医科学研究所
毛色 黒色
aa BB CC DD H2b
  • 遺伝子改変動物作製等に使用

C3H/HeSlc

由来 1971年
東京大学医科学研究所
毛色 野生色
AA BB CC DD H2k
  • MTV(Mammary Tumor virus)は陰性
  • 遺伝的な網膜異常があります
  • 育毛・皮膚試験

C3H/HeNSlc

由来 1985年
*国立予防衛生研究所
毛色 野生色
AA BB CC DD H2k
  • MTVは陰性
  • LPSに対する反応性が高い
  • 育毛・皮膚試験

C3H/HeJYokSlc

由来 1985年
*国立予防衛生研究所
毛色 野生色
AA BB CC DD H2k
  • MTVは陰性
  • LPSに対する低応答性
  • 脱毛モデル試験

A/JJmsSlc

由来 1980年
東京大学医科学研究所
毛色 アルビノ
aa bb cc DD H2a
  • 肺腫瘍の発生率が高い
  • 子の口蓋裂の発生率8.4%
  • 抗原性試験に使用
  • 感染実験に使用

AKR/NSIc

由来 1985年
*国立予防衛生研究所
毛色 アルビノ
aa BB cc DD H2k
  • 白血病♀93% ♂80%
  • 自然発生リンパ性白血病
  • 光アレルギーモデル

129X1/SvJJmsSlc

由来 1997年
東京大学医科学研究所
毛色 チンチラ・アルビノ
  • 発生工学の分野で利用されます
  • ES細胞は標的遺伝子組換え実験に最も良く用いられます

薬物誘導性関節炎モデル

DBA/1JJmsSlc

由来 1997年
東京大学医科学研究所
毛色 淡チョコレート
  • 薬物誘導性関節炎モデル
  • Ⅱ型コラーゲン関節炎(薬物誘導)
  • 感染防御・感染免疫実験

DBA/2CrSlc

由来 1975年
東京大学医科学研究所
毛色 淡チョコレート
aa bb CC dd H2d
  • 若齢で聴音発作を起し易い
  • 心臓に石灰沈着が高率に発生します
  • 生産効率が悪い
  • 食物アレルギー実験モデル
  • 寄生虫感染モデル

CBA/NSlc

由来 1984年
*国立予防衛生研究所
毛色 野生色
AA BB CC DD H2k
  • 局所リンパ節増殖(LLNA)試験
  • 感染実験

薬物誘導性アトピー性皮膚炎モデル

NC/NgaSlc

由来 1997年
名古屋大学農学部
毛色 シナモン色(A、b、C)
  • 薬物誘導性アトピー性皮膚炎モデル
  • 薬物誘導により皮膚炎発症
  • 皮膚炎を発症させるためのダニを付けての供給も可能

ヌードマウス

BALB/cSlc-nu/nu(左)
BALB/cSlc-nu/+(右)

由来 1976年
東京大学医科学研究所インブレッドBALB/cマウスに戻し交配によりnu遺伝子を導入したBALB/cのヌードマウス
世界各国で広く使用されています
遺伝子 Foxn1nu
  • 癌等の細胞移植研究
  • 正常マウスに比べて体型が小さい
  • 全く無毛ではなく細かい毛が生えています
  • 新生子ホモではひげがカールしています
  • 胸腺が欠如、T細胞機能欠如
  • マクロファージ活性の亢進
  • NK(natural killer)活性が高い
  • Conv.の環境で飼育すると、マウス肝炎ウイルス・センダイウイルスに感染してWasting disease(消耗病)を発症し痩せ衰えて死亡します

KSN/SIc

由来 1985年
東京大学医科学研究所須藤・鈴木らによりインブレッドDDD/1マウスにBALB/cヌードのnu遺伝子を導入した際(1984年)に作出された繁殖効率良好な丈夫なヌードマウス
遺伝子 Foxn1nu
  • nu/nu♀の乳腺の発達良好、nuホモ同士の交配・生産可能
  • 人癌など異種腫瘍の細胞の移植継代可能

B10コンジェニック

C57BL/10SnSlc H2b
B10. A/SgSnSlc H2a
B10. BR/SgSnSlc H2k
B10. D2/nSnSlc H2d
B10. MBR/Slc H2bq1

由来 1980年
東京大学医科学研究所
毛色 黒色
aa BB CC DD
  • 免疫機能の作用機序に関する研究

B10. QBR/SxSlc H2bq4
B10. S/SgSlc H2s

由来 1992年
大阪大学医学部
毛色 黒色
aa BB CC DD
  • 免疫機能の作用機序に関する研究

ハイブリッドマウス

  • 雑種強勢により強健、環境への適応性が高く、体重などのバラツキが少ない。
  • 制癌剤のスクリーニングに使用されます。

B6D2F1/Slc
(旧)Slc:BDF1

C57BL/6NCrSlc♀

×

DBA/2CrSlc♂

毛色 黒色
aa Bb CC Dd
  • 遺伝子改変動物の作製に使用をしています

CD2F1/Slc
(旧)Slc:CDF1

BALB/cCrSlc♀

×

DBA/2CrSlc♂

毛色 シナモン
Aa bb Cc Dd
  • 薬剤の抗腫瘍効果の研究
  • 細胞移植

B6C3F1/Slc
(旧)Slc:B6C3F1

C57BL/6NCrSlc♀

×

C3H/HeSlc♂

毛色 野生色
Aa BB CC DD
  • 長期毒性試験、癌原性試験

CB6F1/Slc
(旧)Slc:CBF1

BALB/cCrSlc♀

×

C57BL/6NCrSlc♂

毛色 野生色
  • 細胞移植実験

疾患モデルマウス

糖尿モデル

AKITA/Slc

由来 1998年
秋田大学医学部
遺伝子 Ins2Akita (Mody)
毛色 黒色
  • 糖尿モデル
  • 糖尿病・非肥満・ヘテロでの供給

糖尿・肥満モデル

C57BL/6JHamSlc
-ob/ob

由来 浜松医科大学
遺伝子 Lepob
毛色 黒色
  • 糖尿・肥満モデル
  • 2型糖尿病・肥満・レプチン産生異常

肥満モデル

C57BL/6JHamSlc
-Ay/+

由来 浜松医科大学
遺伝子 y
毛色 イエロー
  • 肥満モデル
  • 成長とともに過食により肥満になります

老化促進モデル

SAMR1/TaSlc
(非胸腺リンパ腫・SAMP系対照動物)
SAMP1/SkuSlc
(促進老化・免疫機能障害・肺過膨張性変化・老年性聴力障害・老化アミロイド症)
SAMP6/TaSlc
(老年性骨粗鬆症)
SAMP8/TaSlc
(学習・記憶障害/情動障害)
SAMP10/TaSlc
(SAMP10-ΔSglt2)
(脳萎縮を伴う学習・記憶障害・情動障害・Sglt2欠損)

由来 R1・P6・P8・P10(ΔSglt2)は武田薬品工業(株)、P1は鹿児島大学(医)、P10は愛知県心身障害者コロニーより導入。いずれも京都大学より分与を受けた系統。
  • 老化促進モデル
  • SAM研究協議会の受託で繁殖生産分与
  • アンチエイジングの研究に利用できます

高脂血症モデル

C.KOR/StmSlc
-Apoeshl

由来 2003年
埼玉県立がんセンター臨床腫瘍研究所 松島芳文先生アポE欠損自然発症高脂血症マウス(SHL)
遺伝子 Apoeshl
  • 高脂血症モデル
  • SHLマウスは日本産野生由来マウスKOR1に発見されたアポE欠損高脂血症マウスです
  • SHLマウスは変異遺伝子Apoeshlを、BALB/cCrSlcに導入したコンジェニックマウスです

アトピー性皮膚炎モデル

C.KOR/StmSlc
-Traf3ip2adjm

由来 埼玉県立がんセンター
臨床腫瘍研究所 松島芳文先生自然発症アトピー性皮膚炎マウス(ADJMマウス)
遺伝子 Traf3ip2adjm
  • アトピー性皮膚炎モデル
  • ADJMマウス(Atopic Dermatitis from Japanese Mice)は、日本産野生由来のインブレッドマウスKOR1に発見されました
  • ADJMマウスは原因遺伝
    Traf3ip2adjmを、BALB/cCrSlcに導入したコンジェニックマウスです

肥満細胞欠損モデル

WBB6F1/Kit-KitW/
KitW-v/Slc
(旧)Slc:WBB6F1-W/Wv

WB-W/+♀

×

C57BL/6-Wv/+♂

由来 1981年
大阪大学医学部付属癌研究施設
遺伝子 KitW/KitW-v
毛色 白色 黒眼
  • 肥満細胞欠損モデル
  • 貧血・肥満細胞欠損・胃潰瘍
  • 腸管免疫の研究
  • 精幹細胞に対する酸化ストレスの研究

自己免疫疾患モデル

MRL/MpJJmsSlc
-lpr/lpr

由来 1987年
東京大学医科学研究所
遺伝子 Faslpr
毛色 アルビノ
  • 自己免疫疾患モデル
  • SLE・自己免疫疾患
  • ループス腎炎・リンパ腫・血管炎

紫斑症モデル

(NZW×BXSB)F1/Slc
(旧)Slc:(NZW×BXSB)F1

毛色 野生色
  • 紫斑症モデル

肥満細胞欠損モデル

WBB6F1/Kit-KitlSl/
KitlSl-d
/Slc
(旧)Slc:WBB6F1-sl/sld

WB-Sl/+♀

×

C57BL/6-Sld/+♂

由来 1993年
大阪大学医学部
遺伝子 KitlSl/KitlSl-d
毛色 白色 黒眼
  • 肥満細胞欠損モデル
  • 貧血・肥満細胞欠損・胃潰瘍

自己免疫疾患モデル

NZBWF1/Slc
(旧)Slc:NZBWF1

NZB/NSlc♀

×

NZW/NSlc♂

由来 1984年
*国立予防衛生研究所
毛色 野生色
  • 自己免疫疾患モデル
  • SLE・自己免疫疾患
  • ループス腎炎

免疫不全白内障モデル

CTS/Shi

由来 1998年
塩野義製薬(株)
毛色 アルビノ
  • 免疫不全白内障モデル
  • 免疫不全
  • 白内障

IgA腎症モデル

HIGA/NscSlc

由来 2002年
日本新薬(株)
毛色 アルビノ
  • IgA腎症

ヘアレスモデル

Hos:HR-1

由来 (株)星野試験動物飼育所で繁殖生産し、SLCで販売
毛色 ヘアレス(アルビノ)
  • 皮膚の臨床および基礎研究、経皮吸収型医薬品の開発研究等に使用されています(ヌードマウスとは異なり胸腺はあります)

遺伝子改変動物 トランスジェニックマウス(GFP)

C57BL/6-Tg
(CAG-EGFP)
(グリーンマウス)

由来 2002年
大阪大学遺伝情報実験センター
岡部勝先生
  • ほぼ全身の組織細胞においてCAGプロモーターによりEGFPを発現し緑色蛍光(※)を発します
    本マウスから採取した細胞は細胞に何らかの前処置を施すことなく非侵襲的にEGFP発現を観察でき細胞移植実験等における移植細胞の動向観察に極めて有用なツールになります

[写真] C57BLノ6-Tg(CAG-EGFP)3日齢(※)
       C57BL/6NCrSlc         3日齢(↓)
[写真提供] 大阪大学遺伝情報実験センター
           岡部勝先生

C57BL/6-BALB/c
-nu/nu-EGFP
(EGFP全身発現ヌードマウス)

由来 2006年
Anticancer,lnc.(米国)
  • 緑色蛍光を全身発現するヌードマウスでRFP等の蛍光色素で標識した腫瘍組織(細胞)の同所移植によりガン原発巣および転移巣の増殖・浸潤・転移をリアルタイムに外部から非侵襲的・定量的・継続的に測定することを可能にします
  • インビボバイオイメージング実験用に有用です

[写真提供] Anticancer,lnc.

遺伝子改変動物になりますので法律に順守したお取り扱いをお願い致します。
営利組織でのご利用はGFPライセンスの取得が必要になります。

遺伝子改変動物 トランスジェニックマウス(gpt delta)

C57BL/6JJmsSlc-Tg
(gpt delta)

由来 2009年
国立医薬品食品衛生研究所
  • 遺伝子突然変異試験(点突然変異および欠失変異)やコメット試験等の遺伝毒性試験

遺伝子改変動物になりますので法律に順守したお取り扱いをお願い致します。

ENVIGO OEM生産動物

インブレッドマウス

CBA/CaOlaHsd

由来 1983年
National Cancer Institute, Frederick,Maryland(米国)
毛色 野生色
  • マウス局所リンパ節アッセイ(LLNA)(OECD429)に推奨

免疫不全モデル

C.B-17/IcrHsd-Prkdcscid

由来 1991年
Fox Chase Cancer Center,Philadelphia, Pennsylvania(米国)
毛色 アルビノ
  • 腫瘍医学・免疫学・ヒト造血細胞やヒト腫瘍細胞の移植等を利用した研究に有用
  • 加齢に伴うT細胞・B細胞の発達(Leakiness)が認められます

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