グローバルな視野で
会社の未来を
支える

家族との時間を大切にしながら働きたいという思いから転職を考えていた時、大学の農学部で学んだ知識と、前職の営業や在庫管理などの経験を活かせる会社として出会ったのがSLCでした。私はカナダ留学の経験もあり、海外の仕事にも興味があったのも決め手の一つです。また、4つのカテゴリー（実験動物、動物園、水族館、ペット）のお客様と関わることで、視野を広げながら成長できることにも魅力を感じました。

当社の営業業務は、実験動物を利用する大学や製薬会社、研究機関などへの営業とルート配送です。受注窓口や生産施設、バイオテクニカルセンターなどと連携し、研究に必要な動物や資材、飼料などをご提案しています。中でも私が担当しているのは、実験動物、動物園、水族館、ペットという4つのカテゴリーのお客様への営業と、LabDiet、TestDiet、Mazuriという3つの動物用飼料のアメリカブランドの輸入販売です。その他にも、学会や研究会などでのブース展示や講演活動、海外メーカーとの代理店会議など、多岐にわたる業務を担当しています。

全く違う業界から転職し、動物用飼料の輸入販売を担う唯一の担当者としてスタート。最初はわからないことだらけでしたが、上司や営業部の同僚に相談したり、アメリカのパートナー企業にアドバイスをもらったりしながら、ゼロから自分流の業務スタイルを確立できたことは大きな自信につながりました。動物用飼料の輸入販売は会社としても新たな挑戦であり、試行錯誤を重ねながら答えを見つけていくプロセスにやりがいと楽しさを感じています。現在も社長や周りの皆さんに後押ししていただきながら、新たなプロジェクトを進めています。

会社にいる時は事務作業が中心ですが、北海道から九州まで出張に出向くこともあり、いろいろな方との出会いが良い刺激になっています。アメリカのパートナー企業との英語でのやり取りも日常的で、語学力も自然と向上しています。また、動物用飼料ブランドの輸入販売者という立場から、研究会やセミナーで講演をしたり、お客様にプレゼンテーションをしたりする機会も多いです。失敗と反省を重ねながら大役を果たしていくことで、日々成長を実感しています。

この仕事の一番の醍醐味は、実験動物、動物園、水族館、ペットという4つの異なる業界の方々とお付き合いできることです。大学教授から獣医師、飼育員、個人のペット愛好家まで、様々な立場の方々とのやり取りを通じて多くのことを学んでいます。特に、動物園や水族館では、動物たちが自分の販売した飼料を食べて元気に育っている様子を直接見ることができ、仕事の成果を目で確認できる喜びがあります。

LabDiet、TestDiet、Mazuriはアメリカのブランドなので、日本の品質基準とは異なる部分もあります。そのため、アメリカ側の担当者やSLCの営業担当、代理店の方々と連携しながら、日本市場特有の課題を解決していく過程にやりがいを感じています。特に、各ブランドのチームの方々と相談し、ブランドの持つポテンシャルを発揮させるにはどうすればいいか、日本で販売するにはどのような改善が必要かといった課題に取り組むことに面白みを感じます。こうした業務を通じて、自分自身の国際的な視野も広がりました。

当社の魅力は、社会貢献を実感できる仕事に携われることが第一ですが、子育て世帯への理解が深い会社であることも大きな魅力です。土日は確実に休むことができ、平日も子どもを迎えに行けるなど、家庭を大切にしながら仕事に取り組める環境です。以前の職場では土日出勤が多く、家族との時間が取れませんでしたが、当社では家族との時間を十分に取ることができ、子どもの行事には必ず有給を取って参加しています。

SLCは実験動物の生産・販売がメインの会社ですが、最初は動物の専門知識がなくても全く問題ありません。私も含め、異業種から転職した社員がたくさんいます。大切なのは動物や自然への興味と、学び続ける姿勢です。営業、生産現場、研究部門など多様な職種があるので、興味のある分野で働くことができ、充実したキャリアを築けます。また、海外との取引もあるため、語学を活かすチャンスもあります。何より、会社全体で家庭を大切にする文化があるので、ワークライフバランスを重視する方にはぜひおすすめします。